もし家でも簡単に極上のパンが食べれたら、最高だと思いませんか?
そんな風に思うこと数ヶ月。ついに我が家でも高級トースターを購入することに決めました!
しかし最近では「最高のトーストを焼ける」と謳うトースターが相次いで発売され、どのトースターを買ったらいいのか分からない…。何が違うのかも分からない…。
そんなわけで本記事では、高級トースター比較の代表的な3製品を比較した上で、どれを選ぶべきなのか、書いていきます。
結論を先に書くと、我が家ではバルミューダ「 BALMUDA The Toaster」を選びました。
高級トースターの代表的な3製品
代表的な高級トースターはこちらの3つ
- バルミューダの「 BALMUDA The Toaster」
- アラジンの「グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)」
- シャープの「ヘルシオグリエ AX-H2」
バルミューダの「BALMUDA The Toaster」
高級トースターブームの火付け役となったのが、このBALMUDA社のトースターです。
「BALMUDA The Toaster」の特徴は「スチーム」と「温度制御」。
バルミューダは毎回給水口に少量の水を入れるのですが、この水がスチームとなり、美味しさを“ギュッ”と閉じ込めることができるのです。
「温度制御」とは、自分で何もしなくてもトースターが自動で温度を調節しながら、トーストを“最高の状態”に仕上げてくれるという超ハイテク機能。
誰でも簡単に、焦がさずに、驚くほどおいしいトーストを作ることができるんです。
アラジンの「グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)」
このアラジンのトースターを製造した会社は、もともと暖房器具を製造している会社です。
『ストーブに使っている特許技術を使えば、最高のトースターが出来るはずだ!』ということで生まれたのが、この「グラファイト グリル&トースター」です。
今回は4枚焼きモデルをご紹介します。
アラジンの「グラファイト グリル&トースター」はスピード重視。
わずか0.2秒で発熱する「遠赤グラファイトヒーター」を採用し、高温、短時間で一気に焼き上げることでパンの旨みや水分を一気に閉じ込めます。その結果、外はこんがり、中はモチモチの極上のトーストが焼きあがります。
付属品の専用グリルを使えば、焼く・あぶる・蒸す・温めるなど多彩な調理が可能です。
シャープの「ヘルシオグリエ AX-H2」
「ヘルシオ」自体は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。簡単に言うと、ウォーターオーブンレンジ「ヘルシオ」からレンジ機能を省いたものが「ヘルシオ グリエ」です。
「ヘルシオ」よりもお手頃価格で、使い方もシンプルになっています。
上部のタンクに水を入れて熱すると、「水」→「水蒸気」→「過熱水蒸気」に変化します。
この「過熱水蒸気」は食材の中心まで短時間でしっかり加熱するので、
- お惣菜や揚げ物、冷凍食品の温めなおしが最高に美味しく仕上がる
- トーストと一緒に目玉焼きやベーコンなど、色々な食材を同時に調理可能
といった、他のトースターにはない強みを発揮できるのです。
ちなみに、ヘルシオグリエには「ヘルシオ グリエAX-H1(旧型)」と「ヘルシオ グリエAX-H2(新型)」が販売されています。
両者の違いは、お手入れのしやすさ。付属のトレイの材質や、焼き網やトレイをのせるホルダーの形などが変更になり、新型のAX-H2のほうがお手入れしやすくなりました。
スペック比較表
大きさや重量のスペック、温度の調整方法などをまとめてみました。
カラーの多さはバルミューダが一番多く全5種類。
庫内の広さはアラジンがダントツ!一度に入る食パンの数も、バルミューダとヘルシオグリエでは2枚ですがアラジンなら4枚です。
重量はバルミューダとアラジンが4kg台、ヘルシオグリエはそれより2kg程重くなります。
スペック比較 | カラー | 本体寸法(mm) | 庫内寸法(mm) | 製品重量 | 温度調整 |
---|---|---|---|---|---|
バルミューダ | ブラック ホワイト グレー ショコラ ホワイト× ブルー(限定) | 357(幅) 321(奥行き) 209(高さ) | 274(幅) 204(奥行き) 178(高さ) | 約4.3kg | 4つのトーストモード 『トースト』 『チーズトースト』 『フランスパン』 『クロワッサン』 クラシックモード 170℃、200℃、230℃ |
アラジン | グリーン ホワイト ブラック(限定) ピンク(限定) | 360(幅) 355(奥行き) 250(高さ) | 310(幅) 280(奥行き) 90(高さ) | 約4.7kg | 100℃~280℃ ※付属のグリルパンを使うと、 最高温度330℃に達する |
ヘルシオグリエ | レッド ホワイト | 412(幅) 315(奥行き) 218(高さ) | 259(幅) 230(奥行き) 76(高さ) | 約6.4kg | パワー3段階 (弱・中・強)のみ |
高級トースターの比較ポイント
高級トースターを比較する際は以下のポイントを見ていくといいでしょう。
比較ポイント① パンの美味しさ
一番目はこれ!パンが美味しく焼けないなら、わざわざ高級トースターを買う意味がありませんよね。
パンが美味しく焼けるのは圧倒的にバルミューダ!『トースト』『チーズトースト』『フランスパン』『クロワッサン』という4つのトーストモードが備わっており、パンの種類によって、それぞれ最高の美味しさを引き出してくれます。
比較ポイント② トースト以外の用途
せっかくならパン以外にも使いたい!調理でも使いたいなら、温度帯やメニューをチェック!
パン以外にも使用するなら、ヘルシオがおすすめ!ヘルシオなら、トーストと同時に目玉焼きや焼き野菜なども一緒に調理できるので忙しい朝に大助かり。さらに過熱水蒸気のチカラで冷凍のお惣菜や揚げ物も、余分な油は落としつつ出来立て以上の美味しさに調理してくれます。
比較ポイント③ 同時に焼ける食パンの枚数
オーブントースターには、一度に2枚焼けるものと、4枚まで焼けるものがあります。家族の人数が多いなら、4枚焼けるほうが便利。
今回比較する3商品の中では、アラジンだけが一度に食パン4枚を焼くことができます!
このサイズであれば、大きめのグラタン皿やMサイズのピザもすっぽり入ります。
バルミューダとヘルシオグリエは一度に2枚までしか焼くことはできません。
ちなみにアラジンは2枚焼きモデルも販売しています。
比較ポイント④ パンを焼く早さ
パンが焼けるスピードって結構大事ですよね。
パンを焼く早さは、アラジンが最も早く、なんと90秒でトーストができるんです。バルミューダが2.5〜3.5分、ヘルシオグリエが3~3.5分となっています。
例えば4人家族の場合、食パン4枚を焼く時間は…
アラジン=90秒(4枚焼きで1回)
その他=6分(2枚焼きで2回)
比較ポイント⑤ 手入れのしやすさ
パンくずが落ちやすいトースターは、庫内のお掃除しやすさも重要ポイント。
お手入れはバルミューダが一番大変そうです…。
「BALMUDA The Toaster」は普通のトースター同様の網とパンくずの受け皿以外に、ボイラーカバーと給水パイプを手入れする必要があります。
この写真の右下、L字型のパイプが給水パイプですが、結構洗いにくそうですよね…。
比較ポイント⑥ 値段
高級トースターといえど、やっぱり値段は大事!
価格ドットコムで値段を調べたところ、値段はアラジンが一番安い!
- バルミューダ「BALMUDA The Toaster」の最安値:¥21,200
- アラジン「グラファイト グリル&トースター(4枚焼き)」の最安値:¥16,650
- シャープ「ヘルシオグリエ AX-H2」の最安値:¥19,054
でした。
ちなみにアラジンの2枚焼きモデルであれば、最安値は¥9,960。
バルミューダやヘルシオグリエの値段が2万円前後するのに対し、アラジンは1万6千円程度。
アラジンは2枚焼きモデルであれば1万円以下とさらにお安くなり、バルミューダやヘルシオグリエの約半額で買うことができます!
特徴の比較表
ここまでの調査結果を表にまとめてみました。
比較表 | バルミューダ | アラジン (4枚焼き) | ヘルシオグリエ |
---|---|---|---|
パンの美味しさ | ◎ | 〇 | 〇 |
トースト以外の用途 | △ | 〇 | ◎ |
同時に焼ける 食パンの枚数 | 2枚 | 4枚 | 2枚 |
パンを焼く早さ | 〇 2.5〜3.5分 | ◎ 1.5分 | △ 3~3.5分 |
手入れのしやすさ | △ | 〇 | 〇 |
値段 | 最安値: ¥21,200 | 最安値: ¥16,650 | 最安値: ¥19,054 |
高級トースター3製品のうち、どれがおすすめ?
ということで、それぞれのトースターがどんな人におすすめかまとめてみました。
バルミューダのトースターは「とにかく美味しいパンが食べたい人」におすすめ!
お家で焼くトーストも、パン屋さんで買ったパンも、一番おいしく焼けるのはバルミューダ。“とにかくパンを美味しく焼きたい”といった要望であれば、バルミューダがおすすめです。
特に難しいといわれるクロワッサンのリベイク(焼き戻し)も秀逸!どんなパンでも焼きたての美味しさをよみがえらせます。
また、パンの種類ごとのつまみがあり、本体に焼き時間の目安が書いてあるので間違えることがありません。
完璧な温度制御機能も搭載しているので、焦がしたりすることもなく、いつでも極上のパンを食べることができます。
おすすめポイント
- いろいろなパンをモード変更だけで美味しく仕上げてくれる
- 誰でも簡単に極上のパンを食べることができる
- モダンクラシックなデザインがおしゃれ
マイナスポイント
- パン用なので、庫内が狭め(高さ約7cm)。大きめのグラタン皿などは入らないかも…。
- 毎回水を注ぐのが面倒
- 表面に焼き色をつける力が強いので、他の食材だと表面だけが焦げついて中には火が通らないことも。
アラジンのトースター(4枚焼き)は「短時間で4枚一気にパンを焼きたい」人におすすめ!
「朝は忙しいから、少しでも短い時間でトーストを焼きたい!」「家族揃って一緒にトーストを食べたいから、4枚一気に焼きたい!」という要望であれば、アラジンのトースターを買いましょう。
0.2秒で発熱するヒーターでトーストがわずか90秒で焼きあがります。
また他の高級トースターに比べアラジンは値段が安い(4枚焼きモデル:16,000円程度 2枚焼きモデル:10,000円程度)ので、価格を重視する方にもおすすめできます。
おすすめポイント
- 短時間で焼ける
- パン以外の調理も得意(専用のグリルも付属)
- 温度とタイマーだけのシンプル操作 (水のセットも不要)
- クラシックなデザインがオシャレ
- 値段が安い
マイナスポイント
- 調理毎に『何℃で何分焼くのか』を覚えるか調べるかしないといけない
- 他のトースターより早く焼ける分、パンを焦がしやすい
ヘルシオのトースターは「パン以外にもお惣菜や揚げ物を調理したい」人におすすめ!
ヘルシオグリエが他のトースターより圧倒的に優れているのは、お惣菜や揚げ物の温めなおしです。
表面をカリッと焼きたい料理は若干苦手ですが、お惣菜や冷凍食品、揚げ物などの美味しさは別格。
また、余分な油を落とす脱油効果もあるのでカロリーが気になる方や健康志向の方におすすめです。
おすすめポイント
- お惣菜や揚げ物、冷凍食品の温めなおしが最高
- 脱油効果で温めるだけでカロリーオフ!
- 目玉焼きや焼き野菜などもトーストと同時に調理できるので便利
マイナスポイント
- トーストを焼くのに時間がかかる(3~3.5分)
- 毎回水を注ぐのが面倒
- 表面をカリッと焼きたい料理全般が苦手
- どのパワーが何℃なのか分からない
パワーは3段階から選べますが、それぞれ何℃になっているのかは明示されていません。つまり、レシピに「200度のオーブンで焼く」なんて書いてあった場合、どのパワーが200℃になるか分からないんです…!これは慣れるまでが大変そう…。
おわりに
本記事は「【おすすめの高級トースター比較】バルミューダ、アラジン、ヘルシオどれがいい?」について書きました。
個人的には、
- とにかく美味しいパンが食べたい
- 2人暮らしなので2枚焼ければ問題ない
- あまり惣菜を温めなおす機会がない
といった理由からバルミューダを選びました。
バルミューダのレビュー記事はこちら
しかし他の2つもとても優れているので、自分のライフスタイルに合った製品を選んでくださいね。
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