ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」レビュー ＜6Lの大容量!ファミリー向けの電気圧力鍋＞

共働き家庭や小さなお子さんがいる家庭におすすめなのが、電気圧力鍋。

電気圧力鍋を使えば、調理にかかる時間も手間も減らせるのに、プロが作った「お店の味」を自宅で簡単に再現できます。

ティファールの「クックフォーミー」は2015年に発売された電気圧力鍋です。

「圧力調理」「蒸す」「炒める」「煮込む」「炊飯」「保温」「再加熱」が可能ですが、他メーカーと比べてやや機能が少ないことから、電気圧力鍋の中ではエントリーモデル寄りの商品です。

調理の機能は少なめですが、6Lという大容量と内臓レシピ数が圧倒的な多さが魅力の製品です。

というわけで、この記事ではティファールのクックフォーミーについて書いています。

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」の基本情報

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」は1台で「圧力調理」「蒸す」「炒める」「煮込む」の4つの調理ができることから、「Cook4me」と名付けられたそうです。
※「炊飯」「保温」「再加熱」も可能です

ラインナップ

クックフォーミーは現在4機種ありますが、すべて6Lの大容量になっています。
※クックフォーミーではありませんが、2020年4月に3.0Lサイズの電気圧力鍋「ティファール ラクラ・クッカー」が発売されました

各モデルの大きな違いは内蔵されているレシピの数とカラー、細かな違いは「フタの持ち手の形」「ボタンの形・色」「鍋の持ち手の色」などがあります。

機能としては最低限の機能が揃っており、6Lという大容量が特徴の電気圧力鍋です。
誰でも使いやすい製品だと思います。

デザインと外観・大きさ・重さ

クックフォーミーは丸いフォルムで電気圧力鍋に見えない独特なデザインです。

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容量とおすすめ人数

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」は4種類とも同じ容量です。

通常、電気圧力鍋は大きめタイプでも3.0Lの製品が多いのですが、ティファールの「クックフォーミー」は6.0Lなので倍の大きさ。

重量も6.5kgあるので、置く場所はよく考える必要がありそうです。

とにかくサイズが大きい＆大容量なので、3~6人家族に最適だと思います。

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」性能レビュー

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」は以下の調理法が可能です。

各機能の性能を検証していきましょう。

①圧力調理

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」は、圧力が70kpaです。

70kPaは電気圧力鍋の中では主流の圧力レベルで、強すぎず弱すぎず、最も使い勝手の良い圧力レベルだと思います。
※圧力レベルは一定で手動設定はできません。

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」は普通の鍋に比べ調理時間が最大1/3まで短縮が可能です。

他のメーカーよりも「時短」に力を入れているので、加圧時間15分以内（調理時間で11～50分）のレシピが豊富に内臓されています。
※加圧時間は食材を切る等の準備時間や余熱時間を含みません。

また、クックフォーミーの圧力調理（特に肉料理）は「加圧時間が短いのに美味しく仕上がる」と評判がとても良いです。

「味付けも抜群と大好評」「レパートリーが広がって家族からも喜ばれた」などの口コミがたくさんありました！

初めて電気圧力鍋Cook4meを購入してみました。
これまでにない内蔵メニューを使った自動調理に驚きしかも一番気を遣った加圧減圧の圧力調理が自動的に行われるのには感動しました。
メニューのなかには初めてつくる料理もたくさんあってレパートリーが広がり家族からも喜ばれております。

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②炒めもの

クックフォーミーには炒め機能も備わっています。

通常調理モードの「焼き色付け（強火160℃）」を選択することで、フタを開けたまま調理ができ、焦げ目や照りをつけたり、かき混ぜたりすることもできます。

③煮込む

クックフォーミーの煮込み料理は「圧力調理」で行う場合が多いのですが、通常調理メニューの「煮る（中火90℃）」機能で、加圧をせずに煮込むこともできます。

カレーをコトコト長時間煮込みたい場合や、おでんなどもっと味を染み込ませたい！という時に便利です。

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④蒸す

クックフォーミーで蒸しものをする場合は、付属品の「蒸しかご」と「蒸しかご台」を使用します。

クックフォーミーの蒸しものは火力調節が不要。公式レシピに従って作るだけで、難しいと言われている茶碗蒸しやプリンも簡単に作れますよ！

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⑤スロークッキング

クックフォーミーの通常調理メニューは3種類あります

※通常調理メニューは予約不可

このうちの「スロークッキング」というモードを使えば、弱火（75℃）での調理も可能です。

公式レシピではマーマレードやクリームなどの弱火調理が必要なメニューの際に使用します。

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⑥炊飯

クックフォーミーでは白米・玄米から、炊き込みご飯やお粥なども作ることができます。

白米・玄米の場合は最大15時間まで予約設定が可能です。
※お肉や魚、卵や牛乳などの生ものは状態が悪くなってしまうので予約調理ができません。

実際にクックフォーミーでご飯を炊いたという口コミの中には「美味しく炊ける」「炊飯器を買わずにクックフォーミーを買った」など高評価のものが多かったです。

https://www.instagram.com/p/B_PETyDjx0C/?utm_source=ig_web_copy_link加圧時間たったの4分！短時間だから挑戦してみようかなと思える

https://www.instagram.com/p/B-zKDZEpMIL/?utm_source=ig_web_copy_link

⑦保温と再加熱

クックフォーミーは、調理終了後に自動で保温をしてくれます。

自動保温の時間は短いので、調理後は長時間放置せず早めに手動で保温に切り替える必要があります。また、手動で再加熱（最大3時間まで）することも可能です。

⑧無水調理（210レシピ内臓モデルのみ）

水を使わずに素材の旨味を引き出す「無水調理」は、2019年に発売されたハイスペックモデル（内臓レシピ数210）のみで使える機能です。

現在、4つの無水調理レシピがあります。

レシピ	調理時間 ※準備時間は含まれません
魚介のガーリック風	1分
ベジタブルカレー	12分
ビーフシチュー	17分
牛すじこんにゃく煮	25分

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クックフォーミーで無水カレー作ったよ！辛口使ったのにメチャクチャ甘い！おいしー！ pic.twitter.com/ZHLLsciNAx

— あさこ@リオラ(槍鯖) (@asyako2525) October 1, 2019

ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」の使い勝手レビュー

使い方（操作方法）

T-falの電気圧力鍋「クックフォーミー」の使い方はメニューを選んで、食材を入れボタンを押すだけです。

内臓レシピを選ぶと食材と分量、下準備を教えてくるので、わざわざ自分でレシピを調べる必要がありません。ただ、使い勝手については様々な意見がありました。

というのも、クックフォーミーは調理開始までにたくさんの操作が必要です。

クックフォーミーは液晶画面に「材料」「手順」などのガイドが表示され、そのガイド通りに進める必要があります。そのため料理が完成するまでに押すボタンの回数は多め。

ですが逆に言えば、ガイド通りに操作すれば良いので、料理初心者でもレシピ本を見ずに、クックフォーミーだけで様々な料理を作ることができます。

完全な料理初心者には高評価でしたが、逆に料理に慣れている人には面倒に感じるかもしれません。

概要動画

お手入れ

ハイスペックモデル（内臓レシピ数210）の鍋は内側がこびりつきにくいセラミックコーティング素材。鍋自体も軽くて洗いやすく、食洗機にも対応しています。

クックフォーミーの本体に関しては、湿らせた布で拭いて乾燥させればお手入れ完了です。
※食洗機対応はハイスペックモデル（内臓レシピ数210）のみです。他モデルに関しては食洗機に対応していないので、ご注意ください。

また、蒸気口キャップや金属ふた一式などは別売りもしているようなので、もしダメにしてしまっても本体を買い替える必要がないのは嬉しいですよね。

ティファール クックフォーミーの評価と口コミ

最新機種の「クックフォーミー エクスプレス CY8521JP」はamazonの評価が★4.4と高評価。86%の人が★4か★5で評価しています。

価格.comでの評価は、★5満点中、★4。

「電気圧力鍋」部門売れ筋ランキングでは39製品中、なんと第5位でした！（2020/06/8現在）

基本的には高評価のレビューが多かったのですが、中でも「機能性」の評価が高く★4.59でした。

SNSなどでの主要な口コミは

などがありました。

一方低評価のレビュー内容は、「メニューを探すのが手間」「保温時間が短い」「洗い物が多い」などがありました。

しかし「炊飯器で炊くよりもご飯が美味しい」「加圧時間が短いのに味がよく染み込んで美味しい」など、味については高評価のレビューが多かったです。

クックフォーミーは容量が6.0L(2~6人向け)、重量も6.5kgあるので、ファミリー向けの製品だと思います。

詳しい口コミはこちら

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ティファール クックフォーミーの価格レビュー

ティファールのクックフォーミーは、電気圧力鍋の中だと高額な部類です。

Amazonでの販売価格（2020年6月時点）は、ハイスペックモデル（内臓レシピ数210）が34,000円程度。

下位モデル（内臓レシピ数150）が25,000円程度です。

実際の口コミでも、「値段は高め」「高額だから購入を迷う」といった声がチラホラ。

https://twitter.com/rukirukikun28go/status/1182973927888318465?s=20

ただ、値段に見合った活躍をしてくれるため「コスパは良い」という意見もありました。

結局お掃除ロボットはルンバ、電磁調理器はクックフォーミーに落ち着きました٩( 'ω' )و我が家は夕方に食材買う派なので時短＆圧力調理と容量、あとは値段でこっちに決定！

— 筋肉・イリヤ・メンコフ (@ydk_kinnikumama) March 10, 2019

クックフォーミーは

という点を踏まえると、30,000円台はやや高めな印象。

しかし、6.0Lの電気圧力鍋は他にほとんど無いことを考えると、大家族にはこれか「インスタントポット（約5.7L）」のどちらかになると思います。

実際の価格も、新モデルが出るたびに型落ちモデルが安くなっているので、今（2020年6月現在）では20,000円台での購入も可能です。

もし「圧力調理さえできれば良い」という場合は「クックフォーミー エクスプレスCY8511JP（150レシピ内蔵）」や「クックフォーミー ノワール（100レシピ内蔵）」でも、十分だと思います（レシピ数が少ないだけで機能は変わらないです）

少しでも安く買いたいのであれば、家電量販店よりもamazonや楽天などのECサイトで買うのがおすすめです。

ティファール クックフォーミーレビューまとめ

この記事は、ティファールの電気圧力鍋「クックフォーミー」について書きました。

機能数はあまり多くないこともあって、電気圧力鍋の中ではエントリーモデル寄りな印象です。

特徴としては、内臓レシピ数が豊富で容量が大きいのでファミリー向けの製品かと思います。

口コミでは

などが評価され、「とにかく時短」や「電気圧力鍋で容量が大きいものが欲しい」といった方に人気でした。

クックフォーミーはなかなかに高額な商品なので、

「買って失敗したくない！」「置き場所は大丈夫かな？」「使いこなせる？」

など気になっている方は、購入前のお試しに気軽にレンタルしてみるのもおすすめです。

以上、ティファール クックフォーミーのレビューでした。

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