【実体験】電車で財布をすられたので、盗まれた時にやるべきことをまとめてみた。(日本編)

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こんにちは、ひよこ(@hiyo__log)です。
本記事を読んでいるということは、あなたも財布を盗難・紛失されたのでしょうか。
わたしも買ったばかりの財布を、半年前(2019年3月頃)に電車ですられました…絶望です…

『え、本当に!?え、マジで財布無いの??え、無理無理無理』

という現実を受け止めきれないショックさとともに、

『とりあえずこれから何すればいいの?クレジットカード止める?警察に届け出?銀行のカードも再発行しなきゃダメじゃんんんn』

といった風に、カード類の悪用や今後の面倒な手続きに絶望していると思います。(わたしがそうでした…。)

財布を紛失してすぐは心臓バクバクでテンパってしまうと思いますが、なんとしてでも二次災害は防ぎましょう!

実際に財布をすられた私が、財布を無くしたらすぐにしなければならないことを優先度順にまとめました。
まずはこの記事に書いてあることを順番にやってみてください。
そして二次災害をしっかり防いだ後に、思う存分犯人を心の中で恨みましょう!

ちなみにタイトルで(日本編)と書きました。勘のいい方は既にお分かりかと思いますが、そうです。日本編以外もあるのです。半年後(2019年9月)に香港でもお財布をすられました…しんどい…無理…。

目次

満員電車に乗っていたら財布をすられた!?

まず状況を説明しますが、わたしの場合は、電車に乗ってるときに盗難されました。

会社からの帰り道、ほぼ満員電車に乗ったのですが、電車に乗った時には鞄の中にお財布が入っていたことを確認していました。
帰宅ラッシュの時間帯(18時過ぎ)だったため電車内はとても混雑しており、結構揉みくちゃにされました。

そして電車を降りたタイミングで鞄を見たところ、お財布が消えている!?!?
その場で鞄の中を探しまくりましたが、お財布は見つかりませんでした。。

2週間前に買ったばかりの財布…3万くらいしたのに…

現実を受け止めきれない&絶望に打ちひしがれていましたが、会社に連絡したりカード類を停止したりと、しなくてはいけないことが山ほどあります…。

財布をすられた・盗まれたらすぐにやること

財布も失ったのに、さらにクレジットカードなどが悪用されていたらさらなる絶望です。二次災害はなんとしても避けましょう。

まずやったことは以下です。

とにかく急いでやったこと

  1. 財布の中身に何が入っていたかを思い出す
  2. とりあえず会社に報告
  3. 駅の窓口で財布が届いていないか聞く
  4. クレジットカード・キャッシュカードの停止・再発行手続き
  5. 警察への届け出
  6. その他のポイントカード(Tカードなど)の停止・再発行手続き

後日やったこと

  1. 銀行のカード類の再発行
  2. 保険証の再発行
  3. 引き落とし口座の変更
  4. 駅の窓口で財布が届いていないか聞く(2回目)

これらについて詳しく説明していきます。

①財布の中身に何が入っていたかを思い出す

お財布を無くしたショックでテンパっていると思いますが、まずはお財布に何が入っていたかを思い出しましょう。

私の場合は

  • 現金(7,000円程度)
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • キャッシュカード
  • 社員証
  • 保険証
  • Tカード

でした。
多くの方は「交通系ICカード」「運転免許証」なども入っているかもしれません。

②とりあえず会社に報告

私の場合、残念なことに、この日はたまたまお財布の中に社員証を入れていたのです…。

私が持っていた社員証にはICチップが埋め込まれており、会社のドアにかざすだけでドアが開いてしまいます。もし悪用されたなら、会社の機密情報が盗まれたり、オフィスが荒らされるなんてこともあり得ます…。

そのため真っ先に会社に電話し、社員証のセキュリティ機能を停止してもらいました。
上司にはとりあえず平謝りです…。

③駅の窓口で財布が届いていないか聞く

駅の窓口に財布が届いていないか聞きに行きました。その時は財布の色、特徴、中身などを伝えました。残念ながら届いていませんでした…。

もし交通系ICカード(SUICA等)も紛失した場合、その場で停止・再発行手続きをおこないましょう。
しかしPASMOの場合は、停止・再発行するのに本人確認できる公的証明書(健康保険証や運転免許証など)が必要になります。財布の中に身分証も入ってることが多いんですよね…。

④クレジットカード・キャッシュカードの停止・再発行手続き

クレジットカードやデビットカード、キャッシュカードはすぐに止めましょう。

特にクレジットカードデビットカードは、暗証番号が分からなくてもサインを書けば使う事ができてしまいます。一刻も早く機能を停止しましょう。

どのカード会社・銀行も盗難・紛失のサポート窓口があるので、そちらに電話してください。どの銀行・カード会社も24h365日電話で連絡が可能です。

【クレジットカード・キャッシュカードの場合】カード停止・再発行までの流れ

  1. 名前や生年月日などを伝えて本人確認
  2. いつ紛失したかなど紛失時の状況確認
  3. 不審なカード使用がないか調べてもらう
  4. 停止の手続き
  5. 希望者はこのまま再発行手続き

この電話内で再発行手続きまでやった方が良いです。
公共料金やスマホ代などをカード引き落としにしていた場合、カード類が止まると引き落としができなくなります。
ネットやスマホだけでなくインフラも止まってしまうなど、生活に支障がでる人もいると思うので、なるべく早くカードを再発行したほうがいいと思います。

【銀行のキャッシュカードの場合】カード停止・再発行までの流れ

  1. 支店名・名前や生年月日などを伝えて本人確認
  2. いつ紛失したかなど紛失時の状況確認
  3. 停止の手続き

だったかと思います。

クレジットカードやデビットカードは電話で再発行が可能です。大体5日くらいで新しいカードが家に届きました。新しいカードは下4桁が変更されていました。
一方、銀行のキャッシュカードは窓口での再発行が必要です。電話では機能の停止しかできません。窓口まで行くのめんどくさい…。

⑤警察への届け出(遺失届か被害届か)

次は警察へ届けましょう。警察は最寄りの警察署や交番でOKです。

ひよこ
財布が盗難されました…

と半泣きで伝えました。あとはやるべき事はシンプルで、基本的には警察官の質問に答えていくだけ。

そして、以下の2つのどちらかを出す事になります。

  • 被害届
  • 遺失届

基本的には落とし物の場合は遺失届盗難の場合は被害届を提出することになります。
私の場合は確実に電車の中で無くなったのですが、それが盗難だとは断言できない状況でした。
警察の方に「どちらの届けを出したら良いですか?」と聞いたところ、「どちらの届けを出しても構わない」との回答でした。

遺失届と盗難届の違い

遺失届:ただ無くしたという届け。「もし拾得者からの届出があったら、連絡してください」という申し出にすぎず、警察は、この時点では犯罪と認知できないのですから一切捜査をしません。

被害届:犯罪の被害があったという申し出なので、警察は捜査をすることができます。ただし、「捜査可能」というだけなので、必ず捜査してくれるわけではありません。スリなどの犯人が特定できない場合は、盗難届を出しても実際に捜査がおこなわれる可能性は低いみたいです

結局わたしは被害届を出しました。
わたし的には絶対盗難だと思っているので、ただ待っていても届く可能性は限りなくゼロ。捜査してくれる可能性があるならと思い、被害届にしました。

被害届を出すには、その場の状況などをこと細かに聞かれるので、1時間程度かかりました。
お財布の特徴のほかに、電車に乗った時間やどの車両に乗ったのかなども聞かれました。
被害届だと現場検証がある、みたいな情報をネットで見たことがありますが、わたしの場合は現場検証はせず、手続きは交番内で完結しました。

あとは警察に任せることしかできないので、連絡を待つしかないですね。。。結局半年経った今も連絡は来ていません…(´;ω;`)

⑥その他のポイントカード(Tカードなど)の停止・再発行手続き

その他ポイントカードなども紛失場合は、停止・再発行手続きをしましょう。

わたしの場合はTカードを紛失したので、下記サイトから停止手続きをおこないました。ネットでできるのは停止までなので、後日TSUTAYA店頭で再発行しました。

Tカードを紛失したので利用を止めたい。 | Tサイト[Tポイント/Tカード] -よくあるご質問・お問い合わせ

【注意】銀行や警察を名乗る電話に注意!それは詐欺です!

銀行のカードを落とした際、銀行を名乗る人から

銀行を名乗る人
落し物として財布が届けられました!

と電話がくる場合があります。

銀行を名乗る人
本人かどうか確認したいので暗証番号をお願いします。

と言われ安堵感からなんの疑いもなく伝えてしまったら、全額引き落とされた。。なんてこともあるそうです。

冷静な時に聞かれれば「怪しい…」と疑うことができますが、財布を無くしてパニックになっているときだと、答えてしまいそうですよね…

銀行や警察は絶対にパスワードは聞きません!そのような電話がかかってきたら詐欺ですので、パスワードは答えないでください。

【補足】日本では窃盗罪全体の検挙率は30%以下!

日本における窃盗事件全体の検挙率を調べてみました。
2018年は31.0%、2017年は26.4%、2016年は28.85%、2015年は27.99%と、検挙率は3分の1以下なんです…。

戻ってこない確率の方が高いので、「お財布は戻ってこないもの。戻ってきたらとてもラッキー!」ぐらいの気持ちでいましょう。

ちなみに古い情報ですが、平成元年での窃盗に対する検挙率

  • 日本:41.7%
  • アメリカ:18.0%
  • ドイツ:28.9%
  • フランス:14.5%

ですので、日本はまだ検挙率が高い方なんですよ…!

財布をすられてから後日やったこと

続いては、盗難が発覚してから翌日以降におこなったことです。面倒な手続きばかりで気が滅入りました…。

①銀行のカード類の再発行

銀行のカード類は電話では再発行手続きができないため、後日窓口へ行きました。再発行には、どの銀行でも下記が必要になってくると思います。

再発行に必要なもの

  • 取引印鑑
  • 本人確認書類
  • キャッシュカード発行手数料

②保険証の再発行

翌日会社に保険証を紛失した旨を報告しました。保険証の再発行の手続きは会社でやってくれたので、私がしたのは1週間後に新しい保険証を受け取るくらいでした。

③引き落とし口座の変更

新しいクレジットカードが届いたら、新しいカード情報を登録しましょう。

わたしの場合はAmazonプライムやZOZOTOWN、Wi-Fiの引き落としなど色々な支払いをカードにしていたので、カード情報をすべて変えるのが大変でした…。

④駅の窓口で財布が届いていないか聞く(2回目)

奇跡的に後日届くこともあるかもしれないので、数日後に再度問い合わせました。
残念ながら届いていませんでしたが…。

私の場合は駅に直接確認しに行きましたが、LINEでも落し物が届いているか調べられるようです。JR東日本の場合はこちらのサイトに詳細が書いてあります。

駅(または列車)に忘れ物をしました。どこに問い合わせればよいですか。 | よくいただくお問い合わせ:東日本旅客鉄道株式会社

運転免許証の再発行

私は免許証を持っていないのですが、運転免許証も紛失してしまった方は再発行が必要です。

運転免許証の再発行は、次の3ヶ所でできます。

  • 運転免許試験場
  • 運転免許センター
  • 警察署(地域による)

この中で一般的なのは、運転免許試験場運転免許センター。

運転免許試験場・運転免許センターなら、再発行の申請をしたその日に免許証を受け取れます。警察署だと申請から2週間ほどかかることもあるみたいです。

電車など混雑時に財布をすられないために(対策)

もう2度とこのような悲惨な事件が起こらないために…。わたし的にやった方が良い対策をまとめてみました。
※この半年後にまた財布すられたんですけどね…

①きちんと口が閉まる鞄を持つ

これが一番大事!!私の鞄は口が閉まらないタイプだったので、財布をすられてしまいした…(´;ω;`)

こんな感じで、ファスナーで閉まらないタイプの鞄でした…。↓

下記のような、きちんとファスナーで閉まるタイプの鞄を買いましょう…!!

②財布の中に盗難防止タグを入れておく

最近では、BluetoothやGPS機能を利用して、スマートフォンと連動するタグが多く売られています。

  • 持ち主とタグが一定以上離れるとスマホに通知を送ってくれる
  • 財布や鍵がなくなった場合、スマホを利用して、タグから音を出させる
  • 登録したタグの”最後に落とした場所“を検知できる(有効通信距離の範囲以内(MAMORIは60m。Tileは30m)であれば、リアルタイムでタグの位置を表示できる)

といった機能があり、大きさも非常に小さいのでお財布に入れておくといいと思います。

「財布がない!」と気づいた時に、もし60m以内に財布があればリアルタイムで位置を確認できますし、タグから音を鳴らせばすぐに場所が分かりますよね!

1,400円くらいで買えるものもあります。

③財布には最低限のものしか入れない

一度に身分証や現金を全部失うのはかなり凹みます…。
常にお財布の中身は最低限の現金+クレジットカード1枚程度にしておくことをおすすめします…。

例えば、

  • Suica:磁気カードではなくモバイルSuicaを使う
  • お金:現金は最低限のみ持ち歩き、楽天ペイやPaypayなどのキャッシュレスサービスを使う

みたいにすれば、お財布を無くした時のダメージを少しでも減らせると思います。

おわりに

結局お財布は戻ってきませんでした/(^o^)\

めちゃくちゃへこみましたが、クレジットカードが悪用されたりなどの二次災害は無かったのでまだ良かったです…。

財布を盗難された場合、そのまま悪用されることも十分考えられるので、刻も早く各種カードの利用を停止しましょう。

そして財布を無くした時の精神的ストレスは果てしないので、日頃からできる限りの対策もしておきましょう…!

ちなみにこの半年後、香港でお財布をすられたエピソードはこちら。

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 記事読みました。やはり国内でもそうですが、海外行くときにも、すられないようにいろいろ対策練っておくべきだということがよく分かりました。

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