はじめまして!ひよこ(@hiyo__log)と申します。
わたしは最近香港に引っ越してきた、いわゆる”駐在妻”なのですが、香港でまだ仕事も始めてないのでとにかくヒマなんです…!
テレビは広東語ばかりで何を言ってるか分からない…なんとしてでも日本のテレビが見たい!!
香港に住んでいる友人に相談したところ、香港でも日本のテレビ番組が見られる方法をいくつか教えてもらいました。その情報をもとに詳しく調べてみましたので、代表的な3つの方法をご紹介します。
香港などの海外にいながら日本のテレビ番組をリアルタイムで見る方法は主に3つ
香港でも日本のテレビ番組を見る方法はいくつかありますが、その中でもリアルタイム視聴が可能なものを3つご紹介します。
- LiveCa
- Slingbox
- UNBLOCK TECH(安博科技)
LiveCaは、機器の設置不要で全45ch(地上波、CS、BS)が見放題!
LiveCa公式サイトは日本から見ることはできません。 サイトを日本から見る場合は、VPN接続で、海外のVPNサーバを利用するか、https://www.browserling.com/で、URLを入力してください。
LiveCaは登録のみで海外で日本のテレビ番組が観られる月額制のサービスです!
他に類を見ない最先端システムで日本のテレビがLiveはもちろん、過去番組も見れるサービス内容のご案内です。完全日本語サービスで高品質、滑らか画像はスポーツ観戦もストレスフリー!
LiveCaの特徴は、機器の設置は不要で、インターネットがあればテレビを視聴できるところです。地上波、CS、BSなど全45chが見放題に加えて、全チャンネル約1ヶ月分の過去再生機能を搭載しているので、見逃してしまった番組も1ヶ月以内であれば、録画なしで見ることができます。
視聴端末はiPhone,iPad,Mac,Windowsに対応しています。
LiveCaはアプリから日本のテレビ番組を見るサービスです。テレビに番組を映したい場合は、パソコン画面になどに番組を映し、それをテレビに繋げる必要があります。
トライアルプランがあるので、気になる方は試しに一ヶ月だけ登録してみるのも良いかもしれません。
視聴可能チャンネル
地上波、CS、BSの全45ch見放題
- 東京の地上波8局(HD画質あり)
- 大阪の地上波8局
- BS衛星放送10局
- 映画ドラマ10局
- BS/CS衛星放送9局
詳しいチャンネル一覧はこちら
視聴可能端末
iPhone|iPad|iPad Air|iPad Pro|iPad mini|iPod Touch & Mac OS X / Windows のパソコン / iPhone X対応
使用者の口コミには、
Android、Android搭載テレビ、Chromecast等に対応されると、より使い勝手が向上すると期待しています。
と書かれていたので、Androidは今のところ非対応のようです。
過去番組再生機能
LiveCaでは対応しているすべての端末で、過去番組の視聴が約1ヶ月分可能です。
赤枠内が過去番組の視聴枠です。日付ごとの番組表から見たい番組を選択するだけで、過去の番組を視聴することができます。
画質や速度
45局のうち東京の地上波8局は高画質(HD画質)で見ることができます。
香港でLivecaを使用している方の口コミでは、
- LiveCaサービスは画質も良く、スムーズに再生されるのでサッカーもストレス無く観戦できました。
- 画質も最高です!!
- バスや電車での移動中でもサクサク見られるので長い移動も苦になりません。
と書かれていたので、ストレス無く視聴できるようです。
料金とプラン
- トライアル30日プラン … 5,200円
- 180日プラン … 28,000円(1ヶ月あたり 約4,670円)
- 365日プラン … 45,000円(1ヶ月あたり 約3,700円)
月3,700円となると少し高い気もしましたが、CSやBC含めた45チャンネルが見放題なことと約1ヶ月分の過去番組視聴ができることを考えると、妥当な料金ではないでしょうか。
画質や速度が不安な方は、トライアルプランもあるので1ヶ月だけ試してみるのが良いと思います。
設置・初期接続の難しさ
ユーザー登録とアプリをインストールするだけで使えるので簡単です。機器の設置も不要なので、機械が苦手な方にもおすすめです。
購入方法
- 公式サイトから申し込む
Slingboxはパソコン、スマホ、タブレットでも視聴可能!
Slingboxは、テレビの映像を日本からインターネットを通じてパソコン、スマホ、タブレットに転送する製品です。
Slingboxを使って海外で日本のテレビを見るには、
- Slingboxを日本に設置する
- Slingboxを繋げるレコーダー(パナソニック、ソニー、シャープ、東芝などのレコーダーに対応)
の2つが必要になります。
こちらもLiveCa同様、テレビに番組を映したい場合は、パソコン画面になどに番組を映し、それをテレビに繋げる必要があります。
視聴可能チャンネル
視聴可能なチャンネルは、接続しているレコーダーが何を見れるかによって変わってきます。レコーダーが有料放送を契約していれば、それらの番組も視聴可能です。
Slingboxは、接続したレコーダーで見られる番組がすべて見られます。地デジはもちろん、NHK BS、WOWOW、スカパー!などの有料放送を契約していれば、それらの番組も見られます。さらに、レコーダーに録画した番組も、セットされたDVDやBlu-rayの映画ソフトなども見ることができます。また、レコーダーに録画予約をすることもできます。
海外からパソコンやタブレットで、インターネットを通して、日本のレコーダーを視聴・操作する…という感覚です。
視聴可能端末
公式サイトには「パソコン、スマホ、タブレット」と記載されていました。
こちらはAndroidも対応しているようですね。
Slingboxでテレビを見るには専用アプリをインストールする必要があります。
スマホとタブレット用のアプリには無料版と有料版があります。無料版はアプリ画面に広告が表示されますので、広告表示が嫌な場合は有料版を買う必要があります。
過去番組再生機能
Slingboxは日本にある自宅のレコーダーを、インターネットを利用して操作・視聴するサービスですので、Slingbox自体に過去番組すべてを再生する機能はありません。
しかしSlingboxを通じてレコーダーに録画予約ができるので、レコーダーに録画した番組は視聴することができます。何時間分の録画できるかもレコーダーの容量と設定次第で変わります。
画質や速度
パソコンでの視聴時にはフルハイビジョン(1080p)画質に対応しています。
公式サイトによると、画質はSlingboxの設置場所(日本)とテレビの視聴場所(海外)のインターネット環境に影響されるようです。
料金とプラン
- Slingbox本体のみ:44,800円(税込)
- Slingbox本体+訪問設置サービス:59,800円(税込)
約4万5千円と値段は高いですが、買い切りなので1年使えば一ヶ月あたり約3,730円、2年使えば1,867円/月でテレビ番組を視聴することができます。2年以上使うのであれば、値段は決して高くないと思います。
設置・初期接続の難しさ
設定自体は難しくはないものの、インターネット回線に繋いだりSlingbox本体の設定を行う必要があります。
スマホでも手軽に設定できるようですが、「機械はどうしても苦手…」「設置する実家には年配の両親しかいない…」という方には、有料の訪問設置サービスをご利用ください。
また、別の問題としてSlingbox本体を日本に設置しなければいけません。単身で海外赴任される場合は日本の自宅に、家族全員での場合はご実家またはご兄弟・ご友人の家などに設置させてもらう必要があります。
購入方法
UNBLOCK TECH(安博科技)は世界中の約1,000チャンネルと映画やドラマが見放題!
UNBLOCK TECH(安博科技)はAndroidベースのハードウエアです。UPROやUBOXと略されることが多く、台湾版・香港版・海外版が販売されています。
香港のUNBLOCK TECHという会社が開発・販売しており、中華圏を中心にさまざまな国で販売されています。買い切りなので一度本体を買ってしまえば月額料金はかかりません。
UNBLOCK TECHを購入すれば、世界中の番組約1,000チャンネルや多くの映画・ドラマを無料で視聴することができます。
テレビで見ることだけを考えるのであれば、難しい設定も不要でPCと繋ぐ必要もないのでLiveCaやSlingboxよりも良いと思います。
視聴可能チャンネル
日本の番組だけでなく、全世界の番組が1,000チャンネルほど視聴可能です。
衛星を含めた日本の地上デジタル放送以外にも、WOWWOW、BSが見ることが出来、さらに映画やドラマなども見ることが出来ます。他にも全世界の主要チャンネルを視聴することができ、特に中国、台湾、香港などの中華圏の番組数はかなり多いようです。
視聴可能端末
調べてみたところ、スマホやPCで視聴できたという内容のサイトは見当たらなかったため、おそらくTVのみだと思われます。
過去番組再生機能
UNBLOCK TECHには過去番組再生機能はありませんが、多数のドラマや映画がいつでも見放題となっています。
最新のドラマは放送日の翌日にUPされることも多いです。また、10年以上前のドラマなんかもたくさんありました。
日本の映画もたくさんありました。
画質や速度
日本のTV番組についてはすべてフルHD画質で配信されています。ストリーミング配信のため、本放送より画質は落ちますが、視聴には問題ないと思います。
※海外サーバーを経由している都合上、実際の放送より3〜5分程度の遅れが生じます。
家のネット環境が快適でないと音声が途切れたり映像が止まったりすることがあります。
料金とプラン
UNBLOCK TECHは買い切りのサービスなので、本体を買えば月額料金はかかりません。
香港の電気街やAmazonから購入することができ、購入場所によって値段が異なります。
わたしが香港で購入した際には680香港ドル(=約9,500円)でした。
Amazonでは、バージョンにもよりますが12,000円~20,000円で売っていることが多いようです。
設置・初期接続の難しさ
初期設定は、LAN(無線・有線)の接続と、HDMIケーブルをTVへ繋ぐだけなのでとても簡単です。
詳しい設置方法や使い方はこちらの記事で詳しく書いているので、もしよかったら見てみてください。
購入方法
香港の電気街やAmazonから購入することができます。
香港では深水埗や湾仔、旺角などで売っているようです。
我が家は深水埗駅にある高登電脳中心というビルの1階にある駿弘科技有限公司(Wide Talent Technology Limited)というお店で購入しました!
ちなみに偽物も出回ってるという噂もあるので、購入の際には注意しましょう。
我が家ではUNBLOCK TECHを使ってます!使い勝手も問題なし!
我が家ではUNBLOCK TECHを使っています。
UNBLOCK TECHにした理由
UNBLOCK TECHを選んだ理由は、周りにUNBLOCK TECHを使ってる人が多かったからです。
機器の設置も簡単そうだったのと、値段も1万円以下だったのも購入の決め手でした。
UNBLOCK TECHはとても優秀。日本のテレビをリアルタイムで楽しめます
実際に購入してみて、今は快適にテレビを見ることができています!
日本のテレビをリアルタイムで見れるのでとてもありがたいです。
実は、我が家では以前「TP-Link」というWi-Fiルーターを使用していたのですが、このWi-Fiルーターがポンコツで、週末の夜になるとTV画面がよく止まってました…。
その後「LINKSYS」のWi-Fiに変えたところ、TV画面が止まることもほぼなくなり、快適にテレビを見れるようになりました。
UNBLOCK TECHだけでなくどのサービスもそうだと思いますが、Wi-Fi環境が悪いと画面が止まったり画像が荒れたりする可能性はあると思います。
ちなみにこちらは我が家のUNBLOCK TECHです。こんな感じで、日本のテレビもきちんと視聴できます。画質も問題ありません。
また、日本語にも対応しているのですが完全ではないので、時々日本語がおかしく表示されます。ですがテレビを見る分には特に支障はないので、我が家ではこのままUNBLOCK TECHを使い続けると思います!
香港などの海外で日本のテレビを見る方法まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本のテレビ番組をリアルタイムで見るための方法を3つ紹介しましたが、それぞれサービス内容が異なります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、ご自身にあったサービスを選んでくださいね。
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